ダンスの目的とは?必修科目になった理由!
ダンスは約15年前に、中学校において必修科目となりました。ということはつまり、思春期の心身に良い影響を与えることが認められたということ。
趣味や体力向上として嗜まれているダンスですが、真の目的とは何なのか、開設します!
ダンスの目的
2012年の学習指導要領改訂により、ダンスは中学校1・2年生で必須科目となりました。
しかし、それ以前から小学校では、体育の授業において表現運動やリズムダンスが必修となっており、子どもたちは小中学校を通して9年間、ダンス教育を受けることに。
文部科学省は、保健体育の授業をを、「心と体を一体としてとらえる」こととし、
- ダンスで交流を深め仲間とのコミュニケーションを豊かにする
- ダンスで自分を表現する楽しさや喜びを味わう
などを狙いにしています。
また、ダンスは陸上や水泳などよりもハードルが低く、誰でも取り組みやすいといったメリットがあります。
「運動が苦手」という人でも、体育の授業を楽しめることができるでしょう。
ダンス必修化には3つの種類がある!
文部科学省は、ダンスの種類を
- 創作ダンス
- フォークダンス
- 現代的なリズムのダンス
の3つに分類しています。
生徒たちはこれらの中から一つ選択するワケですが、それぞれのダンスの違いについて、必修化された理由と共に解説します!
創作
創作ダンスの目的は、表現力や想像力などを養うことです。
創作ダンスは型にハマった振付がなく、テーマに沿って身体を自由に動かすことで自分を表現するダンスです。
授業では、最新曲のステップを取り入れたり、CMの動きを真似してみたりと、流行を取り入れることもあるようです。
他の友達と関わり合うことで、コミュニケーション能力や協調性なども育まれるでしょう。
フォークダンス
フォークダンスの目的は、ダンスの伝統や文化をみんなで一緒に体験することです。
運動会でもよく楽しまれているフォークダンスは、輪になった男女が手を取り合い、順番に踊る種目のため、古臭いイメージを抱いている人もいるかもしれません。
しかしフォークダンスは本来、その国の伝統的な踊りのこと。盆踊りやソーラン節などもフォークダンスの一つなんです。
そしてフォークダンスは「大人数で踊る」ダンスです。みんなで楽しむことで、連帯感などを感じることができるでしょう。
現代的なリズムのダンス
現代的なリズムのダンスとは、ストリートやヒップホップなど最近のダンスのこと。リズム感を養い、運動能力を向上させることを目的としています。
最新の音楽を用い、アイドルやダンサーなどと同じ振り付けで踊るため3つの中で最も人気が高く、多くの学校が「現代的なリズムのダンス」を選択しています。
積極性を養うことができるとともに、生徒は爽快感も存分に感じることができるでしょう。
ダンスを通じて自分らしさを育む
ダンスの歴史は非常に深く、自己表現力を磨くことができる運動です。健康増進などにも最適で、老若男女、世代を問わず楽しむことができます。
学校の授業だけでは物足りない!という人は、ダンススクールがおすすめ。
プロダンサーやアイドルを目指す人もサポートしてくれますよ。