ダンススクールの選び方のポイント
子どもに通わせたいスクールとして人気急上昇中のダンスですが、今や大小さまざまな規模のダンススクールが存在しています。
「どんなスクールが子どもに合っているの?」「検索するとたくさん出てきて、迷ってしまう」など、なかなか決められない親御さんもいるでしょう。
そこで今回は、ダンススクールを選ぶポイントについて、子ども(小中高生)と社会人に分けて解説します!
ダンススクールの選び方~子ども~
ダンススクールを選ぶポイントは、まずご家庭の希望を優先順位に並べ、上位にあてはまるスクールを候補に挙げていくことです。
優先順位は各家庭で変わりますが、後悔ないようひとつずつクリアにしていくのがおすすめ。
では、どんなポイントに気を付けるべきが紹介します。
①基礎を大事にしているか
ダンスに欠かせない要素の一つが、基礎です。しかし、基礎練習はストレッチやステップなどが主なので、つまらないと感じてしまう子ども多くいます。そのため、形式的にサラッと基礎練するダンススクールもあるんです。
しかし、どんなに体力やテクニックがあっても、基礎を疎かにしていては、完成度を高めることはできません。基礎を大事にしているダンススクールを選びましょう。
②月謝や発表会費は妥当か
親としては、準備物の用意や月謝など、費用面が気になるところですよね。
せっかく良いダンススクールが見つかっても、入会金や衣装代、発表会費が別途で予想以上かかり、断念したという声も少なくありません。
まずは、費用をしっかりと確認しておきましょう。月謝だけでなく入会金やレッスンキャンセル料、体験費用なども合わせて確認しておくと安心です。
③習いたいジャンルがあるか
ダンスと一口で言っても、ジャズ、ヒップホップ、KPOPなどさまざまなジャンルがあります。子どもが学びたいジャンルは何なのか、まずは明確にしておきましょう。
分からない場合は、気になるコースを体験してみてください。体験レッスンに参加すれば、スクールの雰囲気や講師のレベルなども分かります。
④通える時間帯にレッスンを行なっているか
子どもが通える時間帯にレッスンがあるかも大事なポイントです。学校が終わり、親御さんが送迎できる時間に開講されているのか確認しましょう。
このとき、他の習い事とブッキングしないようレッスンスケジュールも確認しておくことをお忘れなく。
⑤自宅から通える距離か
自宅から無理なく通える範囲にスクールがあることも大切です。
子どもにぴったりのダンススクールがあったとしても、自宅から遠く離れていたら、子ども親も通学・送迎に時間がかかり、大変な思いをするかもしれません。
なるべく子どもだけでも通えるダンススクールにしておいた方が、後々安心です。
ダンススクールの選び方~社会人~
社会人の場合は、仕事や家庭の都合に合わせて通うことになるので、レッスン時間に幅があるか、振替は可能かなどチェックする必要があります。
遅い時間帯でも開講しているか
まずはレッスン時間をチェック。社会人で平日に通う場合は、仕事が終わってから通うことになります。そのため、夜遅くまでレッスンをしているスクールがおすすめです。
残業後でも開講しているスクールなら、仕事のせいでレッスンができなかった…という後悔もありませんね。
レッスンの振替はできるか
一般的にダンススクールには、月謝制とチケット制があります。
・月謝制…「ひと月4回のレッスンで○○円」と決まっていて、休むとその分損することに。
・チケット制…1チケットごとのレッスンなので、回休んでも損はしません。
忙しい社会人は、急用でレッスンに行けなくなることがよくあります。月謝制の場合は休むと損をすることになるので、振替や翌月への繰り越しなどが可能かどうか、確認しましょう。
生徒の年齢層
ダンススクールに通う生徒の年齢層も気になるポイントです。
中高生やプロを目指す若年層に囲まれてレッスンをするのは何とも肩身が狭いもの。モチベーションも下がります。
同じ世代の人がいなければ友達も作りにくいので、「社会人限定」など、社会人がたくさんいるダンススクールがおすすめです。
立地
子どもの場合と同様、ダンススクールの立地も大事ですね。
職場の最寄り駅から近い、もしくは自宅から近いなど、通いやすさもしっかりチェックしましょう。
ちなみにオフィス街周辺にありダンススクールは社会人が多い傾向にあるので、気になるスクールがあればぜひ覗いてみることをおすすめします!
最後に:体験レッスンで楽しい!と思ったスクールへ
子ども・社会人ともにダンススクールに通うきっかけとして多いのが、「知り合いからの紹介」「口コミが良かったから」。
特に子どもの場合は、「友達が通っていて楽しそうだったから」「友達に誘われたから」といった理由が多いようです。
知り合いの紹介なら安心ですが、何よりも大事なのは、子どもにそのスクールが合っているかということです。
まずは体験レッスンを受け、子どもの反応を確認してみましょう。