HIPHOPダンスレッスンで習うポッピンとは?
ストリートダンス、特にHIPHOPやKPOPダンスにおいて欠かせないスタイルが「ポッピン(POPPIN)」です。
その起源と基本的な動きについて、深く探ってみましょう。
ポッピンの歴史と特徴
1960年代から70年代にかけてアメリカのストリートカルチャーとして生まれたポッピンは、ストリートダンスの中でも独特の振り付けとリズム感が特徴です。
名前「ポッピン」は「筋肉を弾く」という意味の「POP」に由来しており、このダンススタイルは、その名の通り筋肉を瞬時に緊張させる動きが核となっています。
パントマイムやロボットダンスの影響も受けており、彼らの動きの中に見ることができるヒットやウェーブは、ポッピンの象徴とも言える技術です。
ポッピンの魅力と普及
日本におけるポッピンの人気は非常に高く、特に10代から20代の若者たちの間で大変なブームとなっています。
ポッピンの技法は数多くの有名ダンサーにも取り入れられており、マイケル・ジャクソンの伝説的なムーンウォークもポッピンの影響を受けていると言われています。
ポッピンの基本動き:ヒット・ウェーブ・ロール
ポッピンを学ぶ上での三大要素として、「ヒット」、「ウェーブ」、「ロール」が挙げられます。
ヒット
筋肉を瞬時に緊張させる動き。リラックスした状態から、突如として筋肉を緊張させ、解放します。これにより、「ヒット」と呼ばれるシャープな動きが生まれます。
音楽の特定のビートやポイントで使用され、その効果的なアクセントがポッピンの魅力を一層引き立てます。
ウェーブ
体が波のように動くことからこの名がつきました。特に腕や体の動きが一連の流れるような動きで、手の先から肩、背中、もう一方の手というようにウェーブが伝わるさまは、見る者を魅了します。
ハンドウェーブやボディウェーブなど、さまざまなバリエーションが存在します。
ロール
体の特定の部位を円を描くように動かす技術。首や足首、膝などの関節を中心に、縦や横、斜めなど多方向に回転させることで、リズミカルな動きを表現します。
特に首のロールは、その表現力に富み、独特のグルーヴを生み出します。
まとめ
ポッピンは、独自のリズムと動きが魅力のダンススタイルです。基本動きをしっかりと身につけることで、その後のアドバンステクニックの習得もスムーズに進められます。
自宅でも手軽にトライできるので、日常のトレーニングに取り入れて、その魅力を体感してみてください。
ただし、無理な動きは避け、体を大切にしながら楽しんでくださいね。